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才能なんかいらない!成功に必要なのは「グリット」だ!『GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』【書評】

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こんにちは、ジョニオです!

書店に行ったらよく見かけますよね、この書籍。「やり抜く力って俺に必要な能力やな」とか思いながら、なんやかんやスルーしていましたが、ようやく読みましたので、今回紹介させて頂きます。 

更新日:2017年5月20日

 

1. 『GRIT やり抜く力』について

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アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」|TED.com

まずは本書の筆者である「アンジェラ・ダックワース」さんの経歴を大まかに紹介。

ハーバード大学卒業後、マッキンゼーの経営コンサルタント職、公立中学校の教員等を経て、現在はペンシルベニア大学の心理学の教授を務めています。そしてホワイトハウス・世界銀行・経済協力開発機構(OECD)などで「やり抜く力」についての助言や講演を行っているとのこと。

オーマイガー。なんて優秀な方なんでしょうか。

それはさておき、中学校の教員時代に「成績が良い学生と悪い学生の差は何か」について興味を持ち、研究を深めるために心理学者になったとのこと。

そして様々な分野で「成功している人」を対象に調査したところ、成功する人は皆ある「特徴」を持っていたそうです。そう。それが「グリット(やり抜く力)」です!

要するに、どんな分野であれ、大きな成功を収めた人たちには断固たる強い決意があり、それがふたつの形となって表れていた。第一に、このような模範となる人たちは、並外れて粘り強く、努力家だった。第二に、自分がなにを 求めているのかをよく理解していた。決意だけでなく、方向性も定まっていたということだ。

このように、みごとに結果を出した人たちの特徴は、「情熱」と「粘り強さ」をあわせ持っていることだった。つまり、「グリット」(やり抜く力)が強かったのだ。

『GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』pp.23

一般的に重要だと言われる「才能」や「見た目」などは関係なく、結局最後まで「やり抜く人」が成功を収めるとのこと。

「ウサギとカメ」の話ありますよね。ウサギのように足が速くても、あきらめたら何も成し遂げられません。一方でカメのように足が遅くとも、最後までやり抜けば、ゴールできるといった感じです。

本書の前半部分は、様々な調査結果を元に「グリット(やり抜く力)」の重要性が説かれています。そして後半は「グリット(やり抜く力)」を伸ばす具体的な方法について記されています。

 

2. 「やり抜く力」を強くする方法

それでは「グリット」を伸ばす方法について、エッセンスをまとめて紹介します。まずグリットを伸ばすには「内側」と「外側」の2つのアプローチがあるとのこと。

内側とは「自分で自分のグリットを強くする方法」、外側とは「他人の介入によって自分のグリットを強くする方法」といった感じです。今回は「内側」から伸ばす方法について紹介します。具体的には以下の4つの方法が紹介されています。

 

1. 興味

興味というのは「自分がやっていることに、喜びや意義を感じること」です。まあ当たり前ですが、何かしらのメリットを見出せなければ、そもそも続ける意味もないので。興味を抱くのは必要不可欠だと言えます。

ジェフ・ベゾスはプリンストン大学の卒業生たちに、みずからの経験を語った。ウォールストリートの金融機関で申し分のない地位と収入を得ていたにもかかわらず、アマゾン社を立ち上げたのだ。

「よく考え抜いた結果、情熱に従って生きるために、険しい道のりを選んだのです」

ベゾスはこうも言っている。「なにをするにしても、自分のやっていることに情熱を持っていない限り、長続きはしないことがわかるでしょう」

『GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』pp.23

本書では「好きなことを探して、それを行うこと」をオススメしていて、好きなことを発見する方法などが説かれています。一度きりの人生ですし、どうせなら「好きなこと」に全力を注ぎたい!

 

2. 練習

練習とは「目標を達成するための努力」と言えるでしょうか。

ここで重要だと言われているのが、正しい練習を行うことです。闇雲に練習を行うのではなく、成果の出る人が行っている「意図的な練習」を行う必要性が説かれています。具体的には以下の流れで練習することを言うそうです。

  1.  ある一点に絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する。
  2. しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。
  3. 改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度も繰り返し練習する。

詳しくは本書を読んで頂ければと思いますが、要は「目標を設定して、あきらめずに改善を繰り返して、目標をクリアする」といった感じでしょうか。

この「意図的な練習」の原則は誰にでもあてはまり、成功者はいずれもこの方法を行っているとのこと。逆に言えば「意図的な練習」を継続できれば、成功できると考えることができます。正直ここだけでも十分読む価値はあるかと。

ちなみに「意図的な練習」の方法は、本田圭祐さんが子供たちに説いた「夢への3か条」に似てると思ったので、興味があれば「そちら」の動画もご覧ください。

 

3. 目的

目的とは「他人の役に立っていると感じること」です。興味と似ていますが、興味は「自分のため」、目的は「他人のため」という違いがあるそうです。

面白いと感じたのは、やりぬく力が強い人は「興味」と「目的」の両方を見出している、という調査結果があるとのこと。どちらか一方だけでは駄目で、両方揃っている人はグリットが強く、満足感も高いと言われています。

グラントの研究によって、組織のリーダーにしろ、従業員しろ、100%自分のことだけ考えて行動する人よりも、自分のことも社会のためも考えて行動する人のほうが、長い目で見た場合に、成功する確率が高いことが明らかになっている。

『GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』pp.218~219

なのでモチベーションを高めたい時は、この2つの視点で考えると良いなと思いました。

ちなみに目的の意識を育むのに「仕事の種類」は関係ないとのこと。例えば「いま自分がやっていることが、社会にとってどのように役に立つかを考える」だけでも、その意識は高めることが可能だと説いています。

 

4. 希望

最後に希望とは「困難に立ち向かうための粘り強さ」と表現しています。

様々な挫折を経験して打ちのめされても、また立ち上がって「やり抜く力」を発揮することが重要だと指摘しています。要は「あきらめない」ことです。粘り強くなるためにも「楽観的に考える力を身につけること」が本書にて薦められています。

楽観主義者も悲観主義者も同じようにつらいできごとを経験するが、受け止め方が異なるのだ。楽観主義者は自分の苦しみは一時的で特定の原因があると考えるが、悲観主義者は自分の苦しみを変えようがない原因のせいにして、自分にはどうすることもできないと考えてしまう。

『GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』pp.233

 

3. 最後に

以上重要な部分をまとめて紹介させて頂きました。

本書を読んで個人的に良かったと思ったのは、続ける力を信じれるようになったこと。また正しい努力(意図的な練習)の方法を知れたことです。

途中で挫折しそうになっても、「正しい努力を続ければ最後には成功できるんだ!」と思えると、また頑張れる気がします。自分のやり方に確信を持てるようになったのは、一番の収穫かなと思います。

やり抜く力を高めたい方はもちろん、努力の方法に不安がある方にも、役に立つ内容だと思うので、よければ書店等で目を通してみてください。

それでは今回はこれで失礼します。チャオ!

GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける|Amazon